大きな地震が起きると、ガスや電気、水道
などが止まってしまいますね。

使えて当たり前だったものが、使えなく
なった時、不安がさらに大きくなって
しまいます。

この記事では、震災を体験された方たちが
地震でガスや電気が止まり、復旧されるまで
また、電気の復旧後に役立ったもの。

無くて困ったもの。などを載せています。

参考にされてみて下さいね。

 

 

地震でガスや電気が止まった時、コレが一番役立った!

無くて困った

数日間はライフラインが全て使えず、雪国
なので暦の上では春でも、まだ雪の降る
季節だったので寒かったです。

着込んだりして対処しましたが、やはり
寒さにはストーブが欲しかったです。

ただ普通の電気ストーブや電源を必要と
する灯油ストーブではなく、昔ながらの
電池式の灯油ストーブが一番役に立った
と後から色んな人が言っていました。

あれなら上の方で煮炊きが出来ますし
暖も取れるので一石二鳥です。

もう一つ、ラップは沢山あった方が
いいと思いました。

食器を洗えないのでラップを皿に
巻いて洗い物を減らしたり、ケガ
などをした時には保護にも使えます。

他に無くて困ったものは、お風呂に
入れなかったので、洗い流さない
シャンプーなどの髪を清潔に保つ
用品です。

身体はボディー用のシートやタオルで
拭けば良いですが、髪に関しては
どうしても専用のものでないと対処
出来ないので、数日間でしたが気持ち
悪かったです。

あって良かった

ライフラインの中で一番はじめに復旧した
のが電気でした。

そこで役に立ったのは電気ケトルです。

ガスは当分復旧しないという事だったので
ガスを使わずに、お湯を沸かせるという点
ではすごく重宝しました。

料理にはもちろん、電気ケトルでお湯を
沸かして大きめの容器に溜めて身体を
洗ったりしました。

もう一つは、カセットコンロです。

やはりガスが使えないですし電子レンジ
などの電気調理器だけでは限界があったので
直火が使えるのはとてもありがたかったです。

後は使えればの話ですが、クレジットカード
は携帯しておいた方がいいと思いました。

地震の後は窓口やATMが使えなかった中
手持ちの現金が無くてもクレジットカードで
決済出来れば買い物が出来る、というのは
盲点でした。

これだけは用意しておこうと思った物

電池式の灯油ストーブ
カセットコンロ
電気ケトル
ラップ
クレジットカード

 

 

地震の時、電気の復旧後はコレがとても役立った!

無くて困った

東日本大震災を経験しましたがライフラインで
最後に回復するのがガスです。

しかもガス局の立ち合いの上で、ガス栓を
あけなければならないので
使えるようになるまで1ヶ月かかりました。

我が家は給湯やガス台など、お湯を沸かすのは
すべてガスだったためいくら電気と水道が
使えるようになってもお湯が沸かせません
でした。

まだ寒い時期だった事もありますが、お湯が
あるだけで食事の幅は広がります。

特に電気はわずか二、三日でいち早く復旧
しましたので、電気ケトルを持っていれば
随分と違っただろうなと思います。

事実、その後、電気ケトルが余分にあると
いうお宅からお借りしたのですが、とても
助かりました。

家が全半壊するような状況でなければ
多くの人はつらい避難所ではなく
自宅に戻ります。

そして大概は電気がいち早く復旧します。

だからこそ電気ケトルは役に立ちます。

あって良かった

役に立ったのは空のペットボトルです。

何だかんだ人が生きていくためには水が
必要です。

自宅にいるならば体を拭くとか、水洗トイレ
を流すのにも水が入ります。

大きな災害の際には、衛生状態を保つのは
とても大事な事です。

とにかく水は多くあるに越したことは
ありません。

ですが案外、給水用に仕える空の容器と
いうのは家に置いてはいないものです。

給水車が来るにしても、給水場に行くに
しても容器がない事にはどうにもなりません。

東日本大震災が起こった時、たまたま資源ごみ
の日の前でいつもより多めに空のペットボトル
が家にありました。

そしてそれがとにかく役に立ちました。

キャリーバッグに入れて持ち運んでもこぼれ
ないですし自転車や車にも簡単に大量に
積み込めます。

以来、多めに空のペットボトルをキープして
おくようにしています。

これだけは用意しておこうと思った物

①乾電池
②携帯ラジオ
③ペットボトル
④電気ケトル
⑤日持ちする食料

 

 

地震で電気やガスが止まった時、やっぱり備えがないと困るのはコレ!

無くて困った

東日本大地震を経験している身です。

あの時にあれば良かったなぁというのは
水です。

飲み水しかり生活排水しかりです。

宮城県に住んでいるのですが、すぐに電気
水道、ガスのライフラインが全て止まって
しまい、何もできない状態になって
しまいました。

電気に関しては、ろうそくがあったので
火をつけて火を頼りに電気が復旧するまで
の間使っていました。

ガスもろうそくとマッチがあったので、それで
なんとか賄うことができました。

しかし水に関しては、飲み水すらなかったので
近くのコンビニ行き飲料水を買いに行きました。

買いに行ったものの入手困難で、買うのにも
一苦労しました。

そして生活排水に関してもトイレやお風呂に
入る際にもお風呂掃除の日だったので
水が全くなく一苦労しました。

それを踏まえて水があったほうが常に
いいのかなぁと感じました。

あって良かった

ろうそくとマッチです。

電気がない中でろうそくにマッチをつけると
火がついて安心できました。

それで夜を過ごすことができたのは記憶に
新しいです。

日頃電気がある中で生活をしている自分たち
にとってはいかに当たり前のことが大事
なのかを痛感できた場面です。

それ以外にも石油ストーブに火をつける時
に使用したり、またガスがない中でも
ろうそくとマッチをつけてそれで
過ごすことができたのが良かったです。

周りの家にでは、ろうそくやマッチがない家
も多々あったので、周りに配布して配りも
同じように暖をとることができました。

不安な精神状態で自分自身が動揺している中で
こういう時にこそ、日頃使わないものがいかに
大事なのかを考えさせられたものでした。

これだけは用意しておこうと思った物

水、ろうそく、非常食、懐中電灯、マッチ、スリッパ、新聞紙

おわりに

地震でガスや電気が止まってしまうと
本当に不自由な生活になってしまいます。

少しでも不安な状態が減らせるように
必要と感じたものは用意できるうちに
備えておくと安心ですね。