大地震が来ると水道が止まってしまいますね。

ガスも電気も止まってしまいますが、やはり
無くて一番困るのが、水ですよね。

この記事では、実体験で具体的に水がどれだけ
大切か、また どう乗り切ってきたかを載せて
います。

参考にされてみて下さいね。

 

地震で水道水が茶色になった!

無くて困った

飲料水と食料です。

東日本大震災のときですが、流通が止まり
ました。

地震発生の日、被害がどのくらいであるか
まだよく分からず、電話もメールも通じず
家の片づけなどをしていました。

水とか、ごはん買っておいた方がいいだろう
と思い出かけてみると、スーパーもコンビニ
も人がいっぱいで、商品はほぼなくなって
いました。

飲み物、食料なんてもうほぼありません
でした。

慌てて何件かまわりましたが、どこもそんな
状態でした。

自動販売機でさえほぼ売り切れ状態でした。

なんとかまだ残っていた自動販売機を見つけ
られました。

幸い、水道が止まることはなかったのですが
茶色い水が出てくる状態で、トイレは不便
なく使えましたが、飲むのは無理でした。

食料も買いためておいたもので何とかなり
ましたが、しばらくスーパーも閉まって
いましたし、これからどうなるのだろうと
とても不安でした。

水や食料品の備蓄があれば、不安感も少しは
軽くなるのではないかと思いました。

あって良かった

自転車です。

地震当日、会社へ行っていたのですが
地震発生後から道路は見たこともないくらい
の大渋滞で車では身動きとれないような
状態でした。

電話、メール等連絡が一切取れず
家族や家がとても心配で、すぐにでも
帰宅したい状況のなか、私は日常的に
自転車で通勤していたのでいつものように
帰宅できました。

地震発生から流通がほぼ止まってしまいました

ガソリンもです。

ガソリン確保にガソリンスタンドも長蛇の列
でした。

それでも入れられないという状態でした。

移動手段であった車に燃料が心配で、気軽に
乗れなくなってしまいました。

燃料のいらない自転車はちょっとでかけるのに
とても重宝しました。

自転車をこんなに便利だと思ったことは
ありませんでした。

これだけは用意しておこうと思った物

飲料水、保存食、卓上コンロ
電気のいらないストーブ、灯油

 

 

地震で水がすぐに売り切れ!

無くて困った

お水です。

料理を使用にも水が出ず、とても困りました。

トイレの水はお風呂にためてあった水が
たまたまあったのでなんとかなりましたが
風呂水を抜いていたらと思うと
いまでもゾッとします。

でもやはり、飲める水は数本はキープして
おくものだと痛感しました。

スーパーへ行ってもジュースや清涼飲料水は
売られていましたがミネラルウォーターの
棚は空っぽだったので、みんな同じ
状況なんだなと思いました。

もう一つはLEDライトと乾電池が十分に
残っているラジオです。

停電の中スマホだけの明かりで過ごすのは
とても怖くやがて充電もできなくなり
しばらくは電気のありがたみを
痛感しました。

電池で動かせるものをもっていると
絶対強いです。

あって良かった

比較的近所にコンビニやスーパー、飲食店が
多かったことです。

品数は少なかったですが、一人何個までと決めて
パンなどを販売してくれたことと、飲食店では
お弁当を駐車場で販売してくれました。

お水が出ない時期はとてもありがたかったです。

また、栄養補助食品をストックしておく習慣が
あったのでカロリーメイトなどが箱で買って
あり食事替わりになって助かりました。

日持ちする食品を常備しておくのは
とても大切なことだと感じました。

また、マンションに住んでいたので
駐車場にいったらみなさん車の中に居て
地震を機にそれまで話したことのなかった人
とも話すようになったり、小さなお子さんを
あやしたりとコミュニケーションが取れた
のでとても安心できました。

これだけは用意しておこうと思った物

1.水
2.日持ちする食品(水を使わなくても食べら
れるもの)
3.簡易トイレ(トイレを流す水がなくなった
時や車中に閉じ込められた時を想定して)
4.乾電池、ラジオ、懐中電灯などの
災害用電気製品
5.非常用持ち出し袋にそれらをいれておく事

 

 

地震で水の備えがないのが一番困った!

無くて困った

東日本大震災で仙台にいた際、断水、電気も
ガスも止まり、一番困ったのは水でした。

当時は冬だったので冷蔵庫が使えなくても
寒かったので苦労はしませんでした。

アパート暮らしだったんですが水だけは使え
たので、トイレだけは確保できました。

しかし飲み水がなかったので、自動販売機は
使えないしお店も閉まっているし、開いて
いたとしても一人一個と限定されており
探すのに苦労しました。

次は食料です。

お菓子でも買いだめしておけばよかったなど
と思いました。

甘い物が好きではないのですが空腹には
耐えきれず、饅頭や最中を買って食べた
記憶もあります。

外に出ればリンゴやお水を無料で配って
くれる優しい方もいたので、当時は好き嫌い
を考える暇もなく、一日を過ごした記憶が
あります。

あって良かった

アパート暮らしでしたが、ヒビが少し入った
だけで暮らすには問題なかったので、寒い中
寝るところだけでも確保できたのはよかった。

雪も降り、何にも使えないので服を着れるだけ
着て毛布にくるまったりしていました。

おかげで睡眠不足はありませんでした。

電気も二日目には通電したので、すぐテレビや
充電に使い、お米を炊きました。

また、賞味期限が長いものは買っていて
正解でした。

ふりかけや、カップラーメンが好きだったので
通電さえすればケトルがあれば何でもできるし
ふりかけ一つで美味しくいただけるので
助かりました。

いろんな味があるので当時は飽きませんでした

調味料も意外と使えました。

もろきゅうとか美味しいですよね。

マヨラーだったのでなんとか乗り越えることが
できました。

これだけは用意しておこうと思った物

水、カップラーメン、缶詰、調味料、ナイフ

 

 

地震で水の買いだめをしておかなかったことを後悔

無くて困った

ペットボトルの水です。

やはり生きていくうえでの必需品で、地震に
よる断水は死活問題です。

給水車が来ても、水を入れれるタンクが
なければもらうこともできないので
2ℓのペットボトルの水の買いだめして
おくとよかったです。

箱買いで買いだめしてもさほど高額には
なりませんし、賞味期限もそこそこあるので
せめて1箱準備しておくと
給水車が来るまでしのぐことができます。

飲料水はもちろん、トイレを流すためにも
必要です。

お風呂は大量の水が必要なので我慢するしか
ありませんが、トイレは自然の摂理なので
我慢することはできません。

飲料水のようにきれいな水でなくてもいいの
ですが、いざ用意しようと思っても
準備できるものではありません。

賞味期限切れでもいいので、飲料水の
ペットボトルの水をあと1箱ストック
しておくべきでした。

あって良かった

カセットコンロです。

冷蔵庫に食べ物が残っていても、水があっても
ガスがストップしていては料理ができません。

地震のときは電気や水道より、ガスの復旧が
一番遅いと思います。

オール電化の家も多いかと思いますが
大地震になると電気の復旧も時間が
かかるかと思います。

カセットコンロがあれば、電気も使いま
せんし、カセットコンロのボンベは買い置き
しておいても腐ることはないので非常に
重宝します。

カップラーメンのお湯を沸かすことも出来るし
材料さえあれば炒め物ももちろん可能です。

知識が必要ですが、ご飯を炊くこともできます。

家のなかで過ごせない状態であっても、電気を
使わないので外で使用することも可能です。

普通の生活をしていると、ほとんど使うことは
ありませんでしたが、災害時は本当にあって
よかったと思えるものでした。

これだけは用意しておこうと思った物

①水は多めに買っておこうと思います。
②カセットコンロのボンベは常に10本以上
ストックしておこうと思います。
③非常食、カップラーメンや乾麺があると
上記2点を使って数日しのぐことができます。
④下着・靴下です。
水が止まると洗濯ができなくなります。
⑤液体はみがきは必要だと思います。
水が貴重なので。

 

 

地震で水の確保が大変!どんな工夫をしていたの?

無くて困った

阪神大震災の時を経験した時に、とにかく
必要だったのはお水でした。

お風呂の残り湯があればトイレを流すときに
とても助かります。

お風呂に1週間入れなかったので
汗拭きシート、ウェットティッシュ、紙皿
レトルト食品、ペットボトルの水などが
あればどんなに助かる事かと思いました。

ガスが使用できなかったので、電子レンジで
食べれるものなどがとても助かります。

鍋焼きうどんなどに使用されるアルミホイルの
鍋などを普段から沢山ためていれば、使い捨
てのお皿として使用できて便利だと思いました。

食器を洗う水なども無いのでとにかく使い捨て
がとても便利です。

使い捨ての下着があれば欲しかったです。

衛生用品が足りないのでストックは必要だと
思います。

あって良かった

給水車からお水を配給してもらう時に
とにかくお水を確保するため
持って帰るのにすごく重くて苦労しました。

その時に台車を使っている人が沢山いたので
早速使用したら、20リットルのお水も楽に
自宅まで持って帰る事が出来ました。

トイレが流せなかったので、使い捨ての
簡易トイレを購入しました。

砂で固めるだけのトイレだったので、とても
助かりました。

段ボールでできているトイレですが、臭いも
せず水も使用する事が無かったので、本当に
助かりました。

当時流行していた、水のいらないシャンプー
もとても良かったです。

頭にスプレーするだけで頭皮がとても
スッキリしました。

一時的な物かもしれませんが、とても
リフレッシュできた記憶があります。

大勢の人がこのスプレーを愛用していたこと
を記憶しています。

これだけは用意しておこうと思った物

ペットボトルの水
レトルト食品
使い捨てトイレ
常備薬
スマホなどに使用できるバッテリー

 

 

地震で水を入れるタンクは必要!

無くて困った

給水用のタンクなどの入れ物はとにかく
必要だと思いました。

ライフラインが全て止まり、家にある飲み水は
ペットボトルが数本でした。

給水車が来ても、給水用の入れ物を常備して
いなかった為、たまたま家にあった2Lの
ペットボトルを4本ほど持って並びました。

水を貰うのに何時間も並び、4本分だけ
もらって帰る。

家には成人4人です。

スーパーやコンビニも品薄状態で飲み物は
売っていません。

午前、午後、毎日並びました。

給水用の入れ物があれば1つに何Lもの水が入ります。

2つあれば結構な量になります。

2Lのペットボトルがあったから良かった
もののなかったらどうやって飲み水を
確保していたか想像しただけでも怖いです。

ガス、電気ももちろん止まって大変ですが
水がないのが何より困りました。

あって良かった

カップラーメンはあって助かりました。

地震に備えていたわけではないので
非常食は家にありませんでした。

しかし、父が小腹が空いた時によく
カップラーメンを食べるので母が安売りの時に
まとめ買いをし、家には大量のカップラーメン
がありました。

避難所ではご飯も支給されますが、大人1食に
つきおにぎり1個等です。

大人4人でおにぎり2個の日もありました。
到底足りません。

家にたくさんあったカップラーメンのおかげで
飢えをしのげました。

1週間ぐらいすると沢山の支援物資も届き始め
食料には困らなくなって来ました。

最初の1週間、最低でも2〜3日分の非常食は
必要だと思います。

それ以降カップラーメンは必ず非常食として
ストックしています。

これだけは用意しておこうと思った物

非常水(1ケース)
給水用のタンク入れ物
非常食(最低3日分)
カセットボンベ(都市ガスなので普及に時間かかる)
電池

 

おわりに

やはり、地震が起きたときに必要なのは水!

なんですね。ライフラインが止まり

流通も止まったり、余震が怖くて

外にも出られないなど。

いつ起きるか分からないのが地震です。

備えがあると安心ですね。

 

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